グレン・ドーマン「赤ちゃんは運動の天才」のレビュー

こんにちは、モンテ・ママことエミリーですヾ(*´∀`*)

今日は、先輩ママにお勧めされて読んでみた本の紹介です。

赤ちゃんは運動の天才―運動は脳を発達させる

赤ちゃんは運動の天才―運動は脳を発達させる

 

著者のグレン・ドーマンは、世界100カ国以上の子どもの脳について研究した幼児教育の世界的権威で、アメリカ発の幼児教育プログラム「ドーマン・メソッド」の提唱者だそうです。

ドーマン博士の設立した人間能力開発研究所では、脳に障害のある子どもたちのために脳の発達を研究する過程で、障害の有無に関係なく0歳から6歳までの子どもたちは、適切な刺激を与えればもっと伸びる可能性があるということに気がついたとのことです。

基本的に、運動が脳の成長に良い影響を与え、知能の発達を促すため、とにかく早くから運動のトレーニングを始めるべきだというスタンスで、成長過程にそったプログラムのやり方を詳細に説明しています。

 

以下、”超主観的な”感想です…

1.アメリカ人的文章の書き方が鼻につくwww

まぁ、原題が「How To Teach Your Baby To Be Physically Superb」で、直訳すると「あなたの赤ちゃんを身体的に優秀にする方法」と、なんとも自己啓発本的なタイトルなので、仕方ないのかもしれませんが。。。

冒頭の部分は、”いかに我々のプログラムが優れていて、実践した子どもたちが素晴らしい成長を遂げているか”が、声高らかに述べられていて、ちょっと引きます^^;w

私も、前職で英語の営業資料の翻訳をしていたのでわかるのですが、日本語にするとどうしても自己優越感に溢れた自画自賛的な文章になっちゃうんですよね…表現もオーバーですし…

書いてあることは正しくても、表現にアレルギーを感じる方もいるかと思いますので、「あー、そうね、はいはい。」と言って、適度に読み飛ばすくらいがちょうどいいかもしれません(笑)

 

2.プログラムがタイトで、実践はしんどいかも。。。

7つの段階に関して、それぞれ3種類のプログラムがあり(1.運動 2.手を使う能力 3.バランス)、それぞれの頻度や強度、継続時間、ゴールが細かく設定されています。

例えば、0ヶ月から始める段階1の運動プログラムは、腹ばいの練習で、少なくとも毎日10回は床にうつぶせにして動くように促し、60~90cmノンストップで腹ばいができることを目標にしています。

お母さんが1番大変で産後ウツになりやすい時期に、「毎日10回やらなきゃいけない」と規定してしまうのは、プレッシャーになってしまうお母さんもいるんじゃないかと心配になりました(´・ω・`)

また、安易に目標を決めることも、「ちゃんと毎日10回やっているのに、まだ10cmしかできない!どうして?」とお母さんを焦らせたり挫折させる可能性もあるのかなと思います。

さらに、段階の時間幅として、何ヶ月でできるようになると、優・良・可と明記されているのも、「この子は発達に問題があるのかもしれない」と、お母さんの不安を煽ることにならなければいいのですが…

”親と子が一緒に楽しく行い、つねに、もう一度やりたいという気持ちを子どもに持たせ続けることが成功の秘訣だ、と著者は述べている。”と訳者あとがきにはありますが、本編を読んでいると、あまりそういう印象は受けないのが残念でした。

この本を勧めてくれた先輩ママさんも、「当時は、”10回やらなきゃいけないのに今日はまだ3回しかやれてない”って落ち込んだりした~」と話していました…やっぱり、そうなっちゃいますよね(´-﹏-`)

教育熱心なお母さんこそ、真面目で頑張りすぎて苦しくなってしまいやすいので、あくまでお母さんが楽しめる範囲でやることを忘れないようにしたいですね(๑•̀ㅁ•́๑)✧

 

また、発達の個人差は、もう開き直るに越したことはないのかなと思いますΣ(´∀`;)

私は、高身長低体重で産まれたので、体を動かすのが下手で、生後10ヶ月まで寝返りができなかったそうです。

母は、「この子、もう一生寝返りしないんじゃないか」と思うと同時に、「寝返りができなくても別に死なないし」と思って、特に何もしなかったそうです(;^ω^)

今となっては、めっちゃ寝返りしますし(笑)、ちょっと遅いくらいでは、何の問題もありませんでしたし。

 

3.う~ん…そもそも自分の赤ちゃんを身体的に優秀にしたいわけじゃないかな~(;゚∀゚)

ブレキエーションという雲梯のような運動を、生後数ヶ月でできる赤ちゃんもいると聞くと、すごいな~とは思いますが、10万円近くする室内用雲梯を用意するかと言われると…

これは、私の教育理念?なのかもしれませんが、子どもの運動能力を上げたり、知能の高い賢い子にすることが目的ではなく、自分で考え、自分の力で生きていける人になってほしいと思っています。

そのために、赤ちゃんの発達を知り、生まれながらに持っている生き抜く力を引き出す。

せっかく持って生まれた成長しようとする力も、使われなければ失われてしまうので、親が働きかけて、促進する機会を提供するのが大事だと思います。

そういった意味では、運動能力を上げれば、できることが増えて、一気に世界が広がり、興味も広がり、そこで生まれる好奇心がさらなる発達を促すという良い循環が生まれるのですが、どこまでやるかが難しいなぁと思いました。

別に運動選手にしたいわけでもないですし^^;、子どもにやらせるとなると、押し付けになってしまうんじゃないかとか、子どもの人生は子どものものですし、一方で環境は重要ですし、、、いろいろ考えてしまいますよね~(´・ω・`)

 

というわけで、少し読み手を選ぶ本ですが、非常に有名なメソッドらしいので、一読の価値はあるかと思います(`・ω・´)b

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