こんにちは、モンテ・ママことエミリーです( ´ ▽ ` )ノ
今回は、産まれたばかりの赤ちゃんの色覚について調べてみました!
子どもの発達を理解することで、子どもが今求めている刺激や、取り組んでいる課題が明らかになり、それをサポートしてあげることができるかと思ってです(`・ω・´)ゞ
ヒトの視細胞には、桿体細胞と錐体細胞の2種類があります。
桿体細胞は、光の明暗を感じる細胞で、産まれる前から機能しているため、赤ちゃんはお腹の中にいるときから、外の明るさを感じています。
そのため、無彩色の明暗、つまり、白と灰色と黒の区別は、生後1週間でできます。
だから、生後すぐの赤ちゃんは、白黒のコントラストの強いものをよく見ると言われているんですね!
一方、錐体細胞は、色を感じる細胞で、産まれてから機能するようになります。
錐体細胞には、
・青を感じるS錐体
・緑を感じるM錐体
・赤を感じるL錐体
の3種類があります。
3つすべての細胞が興奮すると白、すべて興奮しないと黒で、各細胞の興奮の割合ですべての色が認識されています。
中でも、青を感じるS錐体の発達が遅いため、産まれたばかりの赤ちゃんは、青が見えないと言われています。
図の下部の色のスペクトルを参考にすると、どんな色が見えやすい・見えにくいのか、わかりやすいですね。
ターコイズブルーなどの緑色っぽい青は見えているという研究もあるので、青がまったく見えていないわけではなく、大人とは違った見え方をしているようです。
緑と赤を感じるM錐体とL錐体は、産まれてすぐに機能するため、赤・オレンジ・黄色・緑などの色は見えていますが、色を認識できるかと、違いをはっきり区別できるかには、違いがあるようです。
見え始めてから安定するまでの、区別できるようになる色の組み合わせをまとめてみました!
1週~12週:白と灰色
2週~6週:赤と緑
4週~8週:青と黄色
見え始めから安定までにはタイムラグがありますが、その間に色を見比べる機会を与えて、発達をサポートできるといいですね( ・`ω・´)b
また、刺激を与えるのに良いと考えられる月齢と色をまとめてみました!!
0ヶ月~:白、黒
1ヶ月~:赤、緑
2ヶ月~:赤、緑、黄、青
そう考えると、モンテッソーリのモビールの対応月齢が納得です(✽ ゚д゚ ✽)
0ヶ月~
白黒のムナリモビール
2ヶ月~
赤青黄の八面体モビール
図らずも、緑色っぽい青色なので、もう少し早めに見せようと思います((o(´∀`)o))
2ヶ月~
ゴッビモビール
私は、刺繍糸セットの都合上、オレンジ・黄色系のグラデーションになりましたが、青を視る力を鍛えるには、紫や青などのグラデーションもいいですね(〃∇〃)
ゴッビモビールには、濃い色から次第に淡い色も見えるように鍛えるという目的もあるので、1番遅く、長く使えるかもしれません☆(ゝω・)v
今回、赤ちゃんの色覚の発達を調べることで、私の場合は、2ヶ月から使える青いおもちゃを用意しなきゃ!と発見することができました~Σ(´∀`;)
大人と同じような色覚を持つまでには、12~14年かかるとも言われているので、産まれてすぐだけでなく、少しでも多くの色に触れて、違いを感じ取れるようになってほしいですね(*˘︶˘*).。.:*♡
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